東京で建築費4000万で建てられるアパートとは

目次

ここでは、建築費4,000万円でアパートを建てるポイントについて解説します。アパート建築にかかる費用や、費用を抑えるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

4000万円のアパート建築に必要な費用内訳

初期費用の内訳

アパート建築にかかる初期費用の内訳は、以下の通りです。

設計費は、アパートの設計を行う設計士に依頼する場合にかかります。ただし、ハウスメーカーの規格プランを利用する場合や、設計から施工まで同じ建築会社に依頼する場合はかからない可能性があります。

建築費用には建物本体の建築費のほか、内装工事や外構工事、トイレやキッチンなどの設備工事などが含まれています。土地の整地費用や造成費、地盤改良工事費や給排水設備工事費、電気・ガスの引き込み工事費用などもかかります。諸費用とは、不動産取得税、登録免許税などの税金、火災・地震保険料、アパートローンの手数料や保証料などのことです。

建築費用の相場とポイント

アパートの建築費用は、構造によって大きく異なります。各構造の坪単価相場は以下のとおりです。

例えば延床面積60坪のアパートを建てた場合、木造で4,200〜6,600万円、鉄骨造で4,800〜7,200万円、RC造で5,400〜7,800万円がかかります。

※参照元:セレコーポレーション(https://cel-corporation.co.jp/life-baton/article/14583/)

4000万円でアパート建築はどこまで可能か?

4000万円の予算で建築可能なアパートの規模と仕様

建築費用4,000万円の場合、延べ床面積40坪の鉄骨造アパートを建てることが可能です。都心部の単身向けアパートは1部屋5.5〜7.5坪*なので、2階建て6~8戸の小規模アパートといったところでしょう。ただし、木造アパートなら60〜70坪ほどの2~3階建てアパートを建てることが可能です。

建築に適した土地の条件は?

アパート建築に向いている土地は、「広さ60坪以上の土地」「東西に間口が長い整形地」「駅から徒歩10分圏内の土地」「近くに生活利便施設がある土地」と言われています。

しかし、土地代を含めた予算が4,000万円の場合、こうした土地を購入するのは難しいでしょう。狭小地や変形地なら、低価格で購入できる場合があるのでおすすめです。30坪前後の広ささえあれば、充分にアパート建築は可能です。

借地を利用するのも一つの手段です。土地を購入しない分、初期費用を抑えることができます。固定資産税を払う必要もありません。ただし、借地期間中は地代の支払いが発生します。また、借地期間を過ぎて更新しない場合は地主に土地を返還しなくてはならないので注意が必要です。

4000万円でアパート建築を成功させるためのコツ

コストパフォーマンスの良い物件にする

まずポイントは、賃貸需要の高いエリアを選び、ターゲットが「住みたい!」と思える間取りを実現することです。延床面積を小さくすることで、建築費を削減しつつ家賃収入を得ることができます。海外製のタイルやインテリアなど、デザインにこだわりすぎるのはNGです。輸送費や資材費などがかかる分、建築コストが上がってしまいます。

築古物件のリノベーションも、費用を抑えてアパートを手に入れられるのでおすすめです。フルリフォームでなくても、効果的に修繕や塗り直しを行うことで、十分魅力的な空間を作ることができます。

ローコスト住宅メーカーや規格品を利用する

大手ハウスメーカーでも、規格化されたプランを低価格で販売している場合があります。規格アパートとは、建材の加工を工業化することでコストダウンと品質を両立したアパートのこと。工場で加工したパネルを現場で組み立てる工法で、工期が短い点も特徴です。

メーカーや商品によっては、複数の種類を組み合わせたり、複数のカラーバリエーションから選べたりすることができるため、うまく活用することでオリジナリティを出すことができるでしょう。

設計の工夫で収益性を向上

アパートで収益力を高めるためには、できるだけコンパクトな設計で戸数を増やすことが大切です。ただし、狭いだけの部屋では入居者に長く住んでもらえません。

おすすめは、設計の工夫で魅力的な部屋に仕上げること。ロフトや地下収納を設けたり、遮音性を高めたり、オートロックや防犯カメラなどセキュリティ機能を充実させたりすることで、競争力を上げることが可能です。

設計の工夫で収益性の高いアパートを実現しよう

土地選びやローコストメーカーの利用、設計などさまざまな工夫をすることで、予算4,000万円のアパート建築を行うことが可能です。「4,000万円でアパートを建てたい」とお考えの方は、希望を伝えた上で、いくつかのローコストメーカーで見積もりを取ってみてください。

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※1 参照元:シノケンプロデュース公式HP(https://www.shinoken.jp/apart/
※2 参照元:セレ コーポレーション公式HP(https://e-cel.jp/) 入居室数÷自社管理戸数
※3 参照元:青山物産公式HP(https://aoyama-chintaikanri.com/kanri/activity
(2025年2月調査時点)